ネガティブOLの備忘録

20代前半で人生に躓いてる感のある社会人3年目のOLがつぶやくしょうもない備忘録

恋愛体質になれない女

私の友達に根っからの恋愛体質がいる。

彼女は高校のときからずっと彼氏がいるし、

今は大学の所属しているゼミの教授と不倫をしているらしい。

 

別に、それがどうとかこうとか正直私のことじゃないので

「あ、お好きにどうぞ」って感じ。

ただ、彼女はどうしてもそこで私のマウントがとりたいらしい。

年末、大人数の集まりでおよそ3年ぶりに再会したときに

「わたしが男だったらあんたは抱きたくない」

「私はいろんなひとからいい体をしていると言われる」

などと言ってくる。

 

べつにこちらが「わたし女としてどう?」とか一切言ってないのにだ。

なぜ私はここまで恥をかかされなきゃいけないのか。

年末というのにわたしの心の中はカオスだった。

 

彼女にとっては、何気ない世間話だったと思うが

わたしはまた一つコンプレックスが生まれる。

自業自得ではある。学生時代通算16年まったくといっていいほど

力を入れてこなかった分野だ。対応がわからない。

こういった原因を思い起こせばおそらく小学2年生にさかのぼる。

掃除の時間に好きな人はだれ?みたいに聞かれて

はぐらかしたら、友達が「〇〇くんだよね」ってぽろっと言ったら

クラスの男子が大きな声でみんなに言いふらされた経験がある。

それ以来、友達に好きな人の話をするのは得意じゃないし好きではない。

それがトラウマになっているのかもしれない。

あとは、私は客観的に自分を見ることが多い。

なので、客観的に自分をみて恋愛している自分に違和感ありまくりという

どうしようもない嫌悪感を覚えてしまっているのだ。

 

先日、異性と数億年ぶりにご飯に行った。

お店は予約してくれるし、おごってくれるし気遣ってくれるし

「え、この人なんでこんなにいい人なの????」と思わず動揺してしまう。

びっくりするぐらい性格はいいし、家庭環境も良好。

それに加え、仕事もこの上なく安定している。

まさに理想の相手ではあるのだが、ごはんが終わり家に帰りつくと真っ先に思ったのは

 

「疲れた」

 

だった。ほんと自分は何もしていないのに

好きな人とごはんに行った高揚感とかそんなものは一切なく

任務をやり遂げた感じになってしまっていた。

これは果たして「恋愛」なのだろうか。

今回は緊張しすぎていただけなのか、はたまた普段されない女の子扱いに違和感しかなかったのか。謎である。

 

機会があれば、またごはんに行きたいのか私は。

そこもよくわからない。

 

ほんと、つくづく恋愛体質ではない。